マシコット
天気ウィジェット
YoWindow.com yr.no
益子style
|

歴史・伝統、人の叡智が創る、こだわりの手仕事。
頑固一徹な職人をご紹介します。

Yukiko Hakoda

益子人IMAGE
■ご職業
染織
■ご趣味
器楽を聴く、読書、菓子づくり
■プロフィール
1972~74 茨城県結城紬織元にて織りを習得
1974~77 栃木県「益子木綿」の日下田正氏に師事
       染め・織り全般を学ぶ
1977~90 独立。草木染紬着尺を織る
1990~  草木染手びき木綿織りを手がけるようになる

1992.96.2008 目白千種画廊にて個展
2007.09     栃木県芸術祭 準芸術祭賞
2007~11    日本民芸館展 入選


益子町の「織工房 はこだ」さんにお邪魔致しました。織物や染物には大変興味がありました。既製品の糸や生地しかなかなか触れる機会がないので今回は勉強も兼ねていろいろお話を聞きたいと思います!今回は染織の職人”箱田 侑子さん”をゲストに迎えてご紹介致します。
広島からの上京
幼少時代から母が服や着物も作ってくれた。母の紬(つむぎ)の着物が好きだった。短大卒業後、姉も行っていた洋裁学校へ進み、その頃に染織の道を志す。両親に逆らったことなど一度もなかったが自分で決めた進路を許してくれたそう。最初に結城市の紬織元で織りを学び、その後染め・織りを学ぶ為に益子町にある「日下田藍染工房」に入門。真岡から三年間通った。
35年もの間、ずっと使い続けている高機(たかはた)。機(はた)は今も昔も変わらない仕様とのこと。
しかし地域によっては形態は違うそう。箱田さんは小柄のため、自分の寸法に合わせて近所の建具屋さんに頼んで作ってもらった特注品。くさび式で素材には高級で丈夫なケヤキと松を使っている。
綿から完成まで
畑で綿の花から実になり、そして綿(わた)ができる。そして日中の乾いた状態で綿を摘む。綿繰り機で綿と細かい種を分ける。ハンドカードで毛並み(繊維の方向)を揃える。篠巻(平らな綿をくるくると棒状にしたもの)を作る。糸車を使って糸を引く。お湯で15分ぐらい煮る。かせ上げ(糸を巻き束ねる)をする。精練(汚れやアクを除く)をする。煮染めをする。好みの色まで染め重ねる。糸と機に掛け織る。帯地、着尺地(完成)になる。
取材後記
今回の取材も大変いいお話が聞けました。手仕事にもいろいろありますがこんなアナログ感あふれる職人技はとても新鮮でした。糸一本出来るまでこんなにもの作業工程があることにビックリしました。
余談ではありますが箱田さんは10年間テレビを見ていないそうです。ラジオは相手の気持ちが声で分かるけど、テレビは目にとらわれすぎてしまってごまかされている感じがあまり好きではないそうです。
そんな余談も今回は大変面白かったです。是非一度箱田さんの作品をご覧になってみて下さい。

IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1

織工房 はこだ
■住所
〒321-4217
栃木県芳賀郡益子町益子1028-5
■営業時間
10:00~17:00
■定休日
月~金(祝日は営業)
■TEL
0285-72-9072
Tsutomu Ohtake

益子人IMAGE
■ご職業
観光バスドライバー
■ご趣味
盆栽、アユ釣り
■プロフィール














益子町でたくさんの盆栽を育てている方がいらっしゃるという情報を聞きつけたので取材に行って来ました。盆栽は今まで未知の世界ではありましたが最近友達の影響で少しだけ興味がありました。いいタイミングでしたのでいろいろなお話をを聞きたいと思います!今回は趣味の盆栽に愛情を注ぐ職人”大武 勉さん”をゲストに迎えてご紹介致します。
盆栽の始まり
中学2年の時に初めて5000円で買えるだけ盆栽の苗木を買った。両親にはえらく怒られたらしい。
それから山へも採りに行ったりと。そして18歳頃から本格的に盆栽を始めることとなる。
下の写真はその時の苗木から今でも育てている盆栽達。50年以上にもなる。
楽しさとやりがい
盆栽を辞めていく人が多い中、大武さんはとにかく今が一番楽しいと話す。今までのたくさんの経験と培われた技術もあるのでまだ完成されていない素材(30~50年物)を見つけては、自分の技術を加え、そして育てて行く。盆栽は生き物。病気もあるし、死んでしまうこともある。葉や根っこで異常を見つけたりもする。昔から心がけていることは枯らさないこと、捨てないこと、病気になっても元気に復活させること。
盆栽の価値と意味
大武さんの盆栽は欲しい人には販売している。ただ値段は付けていない。
「盆栽は生き物だから日々状態が変わるのでいつでも同じ価値だと思わないんです。直接会って、話して、安心して買って頂きたいです。そしていつまでも大切にしてくれる人に譲りたい。」
何故か、「盆栽は何世代にも渡って伝え育てていくものなんです。私はお金を払って今の時代だけ大切に管理させて頂いているだけです。」次の世代へ、そして次の管理者へ引き継ぐまでは...
取材後記
今回の取材、大変いいお話が聞けた気がします。盆栽に限らず生き物を育てる上で愛情をもつことの素晴らしさに大変感銘を受けました。実際に大武さんの盆栽一点一点を見ればそれはすぐに分かると思います。そして50年以上も続けている事が凄いですね!しかも枯らさずに元気な盆栽に仕上げてしまうんですから。大武さんこそ「職人」と呼ぶに相応しい方だと思います。
ひとつひとつ本当に元気に生きています。是非一度ご覧になってみて下さい。

IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1

大武盆栽
■住所
栃木県芳賀郡益子町大字北中1159
(つづ久さんの裏手にあります。)
■営業時間
10:00~17:00
■定休日
不定休
(一度お問い合わせ下さい)
■TEL
090-5307-2826
Yumi Iwasaki

益子人IMAGE
■ご職業
トリマー
■ご趣味
ダンス、山登り
■プロフィール














益子町にある犬の美容室「ドックハウス ゆ~みん」さんにお邪魔致しました。動物を飼ってないのでほとんど来ることがありません。なのでとても興味深いお仕事です。いろいろなエピソードを聞き出したいと思います!今回は動物達に愛情を注ぐ職人”岩崎 裕美さん”をゲストに迎えてご紹介致します。
きっかけ
小さい頃にホメラニアンを飼っていた。辛い時にはいつも元気をくれていつもそばにいてくれた。小さい頃から動物が好きで保育士からの転職を決めることにした。ブリーダーをやりたくて宇都宮のペットショップに勤務しトリマーの資格を取ることに。
一日2、3頭
とにかく一頭一頭時間をかけ優しく丁寧に。ブラッシングから始まり、表面のシャンプーをしてから今度は毛穴のシャンプーと肛門腺しぼりも。そしてリンス、ドライ、カット。耳掃除や爪切りもする。
全身も異常がないか触りながら病気や怪我などを調べ、飼い主に異常を知らせることもする。
愛犬家へ
ブラッシングは日頃から出来ます。体の汚れを取ったり、毛玉をほぐしたり、そして血行の促進が良くなります。2,3日に一回でも是非やってあげて下さい。
あと耳掃除も簡単です。濡らしたコットンを指に巻き、拭くだけで平気です。週に一回ぐらいが目安です。
最後に体を触ってスキンシップをして下さい。皮膚の異常にも気付きます。
取材後記
今回の取材でも感じたことですが益子の人は本当に好きなこと、やりたいことを仕事にしているんだと感じました。そして岩崎さんの動物に対する愛情が取材の中で数多く感じました。スキンシップを取ることで動物達にもそれはしっかり伝わるものなんですね。岩崎さんは素敵な笑顔と元気いっぱいでお話していて本当に楽しかったです。また次回も魅力ある益子人に一人でも多く出会えればいいなと思います。
最後にポメラニアンのサリーちゃん、マルチーズのクーちゃん、取材協力ありがとうございました!

IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1

ドックハウス ゆ~みん
■住所
栃木県芳賀郡益子町七井1732
■営業時間
9:00~17:00
■定休日
毎週水曜日、第1.3木曜日、第4日曜日
■TEL
0285-85-5770
Manabu Sakuraoka

益子人IMAGE
■ご職業
飲食店 店主
■ご趣味
美術館、骨董、日本文化、旅、美しいものを見ること。
■好きな陶芸家
小野正穂、成田真澄、ダグラス・ブラック、井口大輔、中園晋作
■プロフィール










益子町にあるカフェ「café&art space 1 1/2」さんにお邪魔致しました。店の外からすでにただならぬ雰囲気を感じます。 店内に入るとそこはギャラリーです。店内からはコーヒーの素敵な香りが漂います。
今回はコーヒー一杯に魂を淹れる職人”櫻岡 学さん”をゲストに迎えてご紹介致します。
全力だけどニブンノイチ
一つだけはブレのない大きなとんでもない軸がある、それが1(イチ)。 そして全力だけど文化や美術、そして民芸へのちょっと欲ばりな世界への愛情とこだわりは1/2(ニブンノイチ)。
コーヒーは接着剤
より良い空間、いろいろな話を楽しめる居心地の良い場所の中にコーヒーの役割は接着剤みたいなものだと話す。コーヒーを楽しみながらギャラリーとしての機能を果たし、そして日常的に美術や文化を提供できる誰でも身近な場所でありたい。
大谷か益子
お店を志すとき、最後まで大谷か益子で悩んでいたそうです。 決め手は益子町には民芸という魅力ある文化があったということ。 益子町は陶芸の町から物作りへの町に変化していると思いますが益子の土と薬じゃないとできない作品や文化(民芸)がこの町にはあるように、ここで勝負する意味がこの町にはあったんだと思う。
メッセージ
コーヒーは世界中のスペシャルティーコーヒー生豆を当店で自家焙煎、 ハンドドリップにて抽出しております。常時7、8種類の焙煎豆からお選び頂けます。 コーヒーを飲みながらイスに座ってゆっくり絵や写真、書物なんか読んだりして、コーヒーと文化を味わっていただければ嬉しく思います。
取材後記
今回の取材で感じたことはアナログな文化はこの先もなくならないと感じました。
ものへのこだわりや愛着がお店のあちこちに感じました。 よくあるような何となくな店内ではないですし、それは櫻岡さんと話せばすぐに分かりました。そしてデジタルも活用し上手く発信しています。頼り過ぎはどうかと思いますがやはりこれから先、必ず必要なツールであることだけは間違いありません。 何事においても情熱的な人でお話していて本当に楽しかったです。
こんなにも魅力ある益子の人にこの先一人でも多く出会えればいいなと本当に感じました。

IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1

café&art space 1 1/2イチトニブンノイチ
■住所
栃木県芳賀郡益子町益子(益子陶芸村内)
■営業時間
11:30~20:00
■定休日
金曜日
■TEL
0285-72-6123
■URL
http://avantgalde1-1-2.jimdo.com/
益子人IMAGE
■ご職業
アロマセラピスト、フェイシャリスト
■ご趣味
映画鑑賞
■プロフィール
1996年 理容師・理容エステシャン
2003年 個人や大手サロンにてエステシャン
2006年 著名人のプロスクール卒業
2007年 都内ホテルSPAシニアセラピスト(現在も非常勤)









益子町にあるエステサロン「Beauty&Healing かほか」さんにお邪魔致しました。
なかなか僕ら男性にはご縁の少ないジャンルではありますが健康にも美容にも大変良さそうですのでいろいろなお話をたくさん聞き出せたらと思います。
今回は女性の健康を探求し続ける美の職人”菊地 美紀さん”をゲストに迎えてご紹介致します。
理容からエステへ
家族が理容室を営んでいるのがきっかけで理容師の道へ。たまたま勤務先のお店でブライダルのシェービングやマーサージなどの担当を任されていたことで美容業界への興味を持ち始め新たみ美容への道へ。
健康と美
地元、益子はとても環境の良い町。しかし地元に住むすべての女性にはたまにはリラックスしてもらいたい。もっと健康に、もっと美しく、それぐらい自分へのご褒美があっても。女性ならいくつになっても綺麗でいたいし、オシャレにだって興味はあると話す。
アロマオイル
アロマオイルはリラックス効果はもちろん、今では医療の現場でも痛みを和らげる効果があるとして使われている。多くの病院で使われている天然の植物性のものだけを使用。そして原料の産地選択に納得がいくまで追求し農薬や除草剤、化学肥料が一切用いられていない植物のみを使用。
メッセージ
女性は結婚してしまうとなかなかゆっくり一人の時間も取れないかと思います。少しでも一人でリラックスした時間を取るだけで体にも肌にも良い影響が出ます。自分を大切にすることで内面から美しくなることが出来ます。化粧品なども手のひらにのせて体温に近くなるように一度温めてから優しく顔につけて下さい。それだけで仕上がりが全く違います。手間をゆっくりかけて是非みなさん美しくなって下さい。
取材後記
今回の取材で感じたことは益子のみなさん志しが高いということ。そしてクオリティーも。
取材する方で東京など第一線と呼ばれる現場で修業をしてきている方が多くいます。今でもみなさん情報もリアルタイムに得ています。そして取材するみなさんにもう一つ共通して言えるのが益子なスタイルなこと。この町にあったプロモーションと店構えです。お店もとてもリラックスの出来るセンスの良い空間でした。益子の女性は綺麗な人がこれからどんどん増えそうですね、楽しみです。
そんな素敵な菊地美紀さんでした。

IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1 IMAGE1

Beauty&Healing かほか
■住所
〒321-4216
栃木県芳賀郡益子町塙1155(伏見家畜医院敷地内)
■営業時間
10:00~19:00
■定休日
水曜日、第1.3火曜日
■TEL
080-6787-5533
■MAIL
75kahoka-kahoka75@ezweb.ne.jp
■URL
http://kahoka091011.web.fc2.com/index.html